今回はデッサンにおける眼鏡の描き方について解説します。
少々限定的な内容なので使える機会が少ないのですが、眼鏡をきちんと描けると絵の完成度がデッサンの出来が大きく上がります。
ぜひ、ここで学んで使ってみてください!
まずは結論から!
人物デッサンにおいて、
・序盤はメガネは描かないほうがよい
・顔の描きこみが進んできてからメガネを描き始める
・フレームの影を強くしすぎない
です!
↓細かい解説は以下から↓
メガネを描く前、描いた後の比較
まずは、眼鏡を描く前と描いた後の画像を見比べてみましょう。今回もこの画像を使っていきます。
現段階では、眼鏡の部分は下描きですね。線がふわふわしていて、まだ描いていない部分もあります。
「眼鏡は全然描いてないのにほかの部分は描き込まれている」と、思った方は鋭いです。
眼鏡は目や鼻、肌を描き終えてから本格的に描き始めるほうがいいです。理由はあとで解説しますね
眼鏡を描いた後がこちら!
上の画像と見比べてみて、かなり印象が変わっているかと思います。
メガネの下描き
さて、解説ですが、
前に述べたように、眼鏡を描くのは後でいいんです。むしろ顔の描きこみがまだのうちは、描かないほうが顔全体の立体感を描きやすいのでこれらを描いてから眼鏡に移りましょう。
メガネを先に描いてしまうと顔の陰影や目の描きこみをしているときに一緒に消してしまったり、邪魔になってしまうからです。
メガネはあくまでメガネ!
「メガネが本体」なんてことはありません(笑)!メインとなる人物を描いていきましょう
メガネの描きこみ
メガネを描いた後はこんな感じ!
ポイントはメガネのフレームをきっちり描くことです。ぼやかした線にならないように気を付けましょう。シャープな線で描くために鉛筆のとがってる部分を使って描くと◎
また、陰の部分はメガネのフレームよりも濃くならないように気を付けましょう。濃くなりすぎるとメガネよりも陰に目が行ってしまうためです。あと、フレームの線よりも若干ぼやけてるぐらいがいいですね。
影は顔の形に添ってつくはずなので、目元やほほの凹凸に気を付けましょう!
まとめ
ここまでをまとめると、
・メガネよりも顔のパーツや肌の立体感の表現を優先する
・フレームを描くときはシャープな線で描く
・影はフレームよりも目立たせない
以上になります!
こうやって見比べてみると、描く前と後でかなり印象が変わりますね!
今回は少々コアな記事でしたが、これからも絵を描くためのお役立ち情報を発信していくのでこれからもよろしくお願いします!
それではノシ
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