シルクスクリーンの失敗!失敗した理由と対策!

Tシャツ

こんにちは、ruskです。

先日、シルクスクリーンでのTシャツ作りで失敗をしてしまいました。

その失敗理由について考えていきます。

シルクスクリーンが重なったところでの失敗

シルクスクリーン印刷で作ったTシャツのインクの乗りがイマイチでした。

メッシュの目にインクが詰まっています。

少しの範囲であればそのあとの筆塗で修正できたのですが、今回は文字部分で修正箇所が多くなるので修正は時間対効果が悪くなってしまいます。

残念なことに、実質的に修正不可能になりました。

スクリーンが重なっているとヘラを動かすときに余計なことを考えてしまう

今回、ミスした原因は、スクリーンが重なった状態でプリントしているためだと考えました。

このTシャツのデザインの場合、写真と文字の位置を近づけてプリントしたく、スクリーンを少し重ねた状態でプリントしていました。

このままヘラを動かすとヘラの動きで上のスクリーンがめくれてしまうため、ヘラの動かし方に気を使う必要がありました。

ヘラの動かし方に気を取られていると、ヘラにかける圧が弱くなってしまい、結果メッシュの目をインクが透過しなくなってしまったのではないかと思います。

ヘラのルートをできるだけ単純化させた方が、プリントする際の失敗は少なくなりますね。

時短を意識しすぎた結果、スクリーンを重ねてプリントしてしまった

ヘラをシンプルに動かす方が失敗しないなら、常にそうすればいいんじゃないの?

と、言う話になってくるのですが、できるだけ短時間で手間も少なくできるほうが良いのも事実。

分けてプリントする方法を取ってしまうと、乾燥待ちの時間が増えてしまいます。

二か所を一気にプリントできた方が楽なんです。

時短と完成度、どちらを取るか

失敗するリスクが上がる分、時短できるほうを取るか、

失敗しにくい分、手間がかかる方を取るか、

判断を迷いやすいところですが、作る枚数によってどちらを取るのかを決めるのがよさそうです。

「自分で着るためのTシャツで、この一枚しか作らない!」

というようでしたら、手間がかかる方法を取ればいいでしょう。

作るのが一枚であれば、時間がかかっても大きな差にならないからです。

「販売用に使うTシャツなので早く仕上がる方がたくさん作れる!」

という考えであれば、時短できる方法を取るのが良いでしょう。

5分の時短が積もり積もって、1時間、10時間という差になってくるためです。

失敗しないためには二回に分けてプリントするようにする

今回の失敗はプリントの回数を一回で済ませるために少し無茶をする方法を取っていました。

失敗をなくすためには二回に分けて行うようにした方がよいかと思います。

短時間にできる枚数は減るものの、失敗してしまうとTシャツがダメになってしまう可能性があるからですね。

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