先日、お祭りでTシャツの出店を出しました
GW中に地域のお祭りで出店を出し、Tシャツを販売してきました。
売れるか売れないかの不安こそありますが、わずかでも可能性があるのであれば私は必ず出店します。
今回は場所代(マージン)がないので、店を出すだけタダだった、というのも出店を出す気持ちを後押ししました。
商品を買ってもらうには、とにかく人目のつくところで販売すること。
お土産販売においてはこれが何よりも大切だと思っています。
気になる売り上げは……?
売上は17,000円でした!
途中、お昼ご飯を買ったり、販売を手伝ってくれた人たちにちょこっとバイト代を出したりしたので実際には20,000円を超えているぐらいだと思います。
8時30分から販売を始めて14時30分には終了しました。
6時間で17,000千円ならまあまあと言ったところでしょう。
Tシャツの製作時間を考えるともう少し利益を出せたらよかったのですが、出店でTシャツを売るのは大変なのでこれぐらいが及第点だと思っています。
売上を時間単価の面で考えよう
時給計算すると
17,000円÷16時間=時給1062.5円です!
詳しい計算は以下の通り。
出店に出すには多めにTシャツを作る必要があります。
Tシャツは1枚作るのに20分ほど必要で、今回は30枚ほど用意しました。
出店に必要な小物の用意はTシャツを作りながら行っているので時間は掛かっていません
さらに出店で店番をしていた6時間を加えると、
30枚×20分+6時間=16時間になります。
売上が17,000円だったので、売上を16時間で割るだけですね。
ただ、前までに買っていたTシャツの在庫を使って販売したので別途材料費は掛かっていませんが、以下でTシャツの費用込みでの時間単価を割り出します。
材料費総額込みにしてしまうと大赤字
本来ならTシャツ一枚当たり600円ほどの材料費が掛かっていることを考えると、
600円×30枚=18,000円なので、
売り上げ17,000ー材料費18,000=-1,000で赤字です。
さらに16時間労働していることを考えると、
-1,000円÷16時間=時給-62.5円と、わけのわからないことになってしまいます。
Tシャツは-1,000シルクスクリーン印刷が主流
私が作っているTシャツはシルクスクリーンが主流です。
筆で塗っているものもありますが、筆塗だととても時間がかかってしまい、量産が難しいのです。
量産性 | 自由度 | |
シルクスクリーン | 〇 | △ |
筆塗り | × | 〇 |
筆塗りは筆塗りでグラデーションはつけられるし、肩から裾にかけて大きく塗りやすかったりとメリットがあるんです。
ただ、効率よく収益化するには難しい手法になります。
小規模なお祭り
今回、出店を出させていただいたのは地域の小規模なお祭りでした。
ただ、それでも出店すると地域の方々が応戦してくださったり、「こんな案はどう?」と、自分だけでは思いつかないデザインや販路を教えてくれます。
また、それ以上に人の温かみを感じます。
どうしても一人で作業していると、孤独感を感じる瞬間があります。
店を出して人と接することで孤独感が和らぐのが、小さな出店でもいいから出店することの大きなメリットだと私は思っています。
1人で作って販売していると、どうしても思考が凝り固まってきます。
そんなときにお客さんの反応を見ると、自分が作ったものを買ってくれる人がいて初めて、売れるのだと実感します。
自分の価値観だけで仕事をするのではなく、人が満足するために何かをするのが大切だということですね。
出店を出してTシャツが売れたときは、いつもそんなことを考えます。
余ったTシャツは各道の駅へ
約30枚用意したTシャツのうち、残った商品は道の駅に卸しました。
売れなかった20枚が無駄になるのではもったいないですからね!
幸い、Tシャツには賞味期限がないので、保存状態さえ気を付ければかなり長いことお店に置くことができます。
道の駅に置いてもらうことができたら、それ以降私の労働時間は無くなるのが大きなメリットですね。
それでも卸せなかった分は自宅で保管し、道の駅のTシャツが品薄になってきたときに補充します。
売れ残りで処分あるいは大安売りしなければならないものをできるだけ作らないことが大事だと思います。
これからのTシャツ販売の展望
各道の駅に商品の補充を行うことが大事かなと思っています。
これから夏にかけて品薄にならないよう、かつ在庫過多にならないよう商品をそろえていきます。
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