マスキングテープを使用し、オリジナルTシャツを作る方法を載せてます。
塗りたくない部分をマスキングテープで隠すことで、筆を使いながらも好きなデザインに仕上げることができます!
手間はかかるものの、特別な材料が少ないことがこの方法のメリットです!
👇シルクスクリーンの方法はこちら👇
マスキングテープを使ったオリジナルTシャツづくり
必要なもの
- 綿100%のTシャツ
- マスキングテープ
- クラフトナイフ(切り絵用のナイフでも可)
- カッターマット
- 下書きの紙
- セロハンテープ
- 絵具(できればTシャツ用)
それでは、見ていきましょう!
Tシャツに描きたい絵を用意しよう!
まずは、Tシャツに描く予定のイラストを用意しましょう!
手描きでも構いませんし、デジタルでも構いません。ここでは、wordで印刷した紙を用意しました!
大量に書いてあるのは、どのフォントサイズがいいのかを確かめるためです。決して大量に”Rainy day”と描きたいのではありません笑
使うものが決まったら紙をマスキングテープの上に乗せます。
マスキングテープは後から剥がして使うのでカッターマットに貼っておきましょう。しわしわにならないように貼り付けます!
マスキングテープを切り取ろう!
下描きの紙をセロハンテープで留め、その上からクラフトナイフで線に沿って切ります!
切り絵用のナイフがあればそれでも構いません。ただ、カッターナイフではカーブが非常に難しいのでオススメはできません。
切り抜いたらこんな感じになりました!
実際に塗っていこう!
これができたらマスキングテープをTシャツに貼り付けて筆で塗ります!
このときに、マスキングテープがしわしわになっていると、絵の具が染み出てしまう恐れがあるのでぴったりと貼り付けましょう。
アクリル絵の具は洗濯したときに剥がれ落ちることもあるので、布用の水性絵具(ホリゾンのTシャツくん水性インクなど)がオススメです。
油性は熱処理の工程が難しくなるので水性にしましょう!
デザイン次第ではマスキングテープをTシャツに貼りなおすのが難しいので、上からテープ貼り、仮止めするとだいぶ楽になります。
塗った後、乾燥させてから剥がします。未乾燥の状態で剥がすとケバ立つので乾燥してから剥がすのがおすすめです!
剥がすとこんな感じになりますね。”i”の点とピリオドは後から入れます。
染み出さずにきれいに塗れました!
熱処理をしよう!
乾燥後は熱処理をします。
絵具次第ですが、Tシャツくん水性インクなら中温のアイロンで2分ほど加熱してください。完全乾燥させることで水に溶けなくなります!
アイロンでの熱処理が終わったら出来上がり!
あとは出来上がったTシャツを着てみましょう!自分で作ったものを着るとちょっとうれしくなりますね。また、人と会ったときに「これ自分で作ったんだよね」と、話のネタにもなります!
唯一無二、世界で一枚のオリジナルTシャツの完成です!
まとめ
特別なものを使わなくても、マスキングテープを使って自作Tシャツを作ることができます!
性質上、シンプルなデザインであれば、シルクスクリーンを使うよりも楽にできるかと思います。(今回のように文字の切り抜きはレベルが高くなるのですが…)
この方法の良い点は、特別な材料が少なくて済むことと、方法がシンプルなので誰もがイメージしやすい点です。
私自身、Tシャツを作り始めたころは、この方法が主流でした。しばらくしてからステンシルやシルクスクリーンのことを知り、失敗を重ねながらできるようになっていたので、上手く出来なくてもいいんです。今回行ったような文字の切り抜きに至っては、初めて行ったときはTシャツにペイントするまで2~3日かかっていました。
マスキングテープを使う方法は、シンプルに、コストを抑えて作りたい人にはとても簡単な方法です!
上手にできたかどうかよりも、オリジナルTシャツを作ることを楽しみましょう!
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