絵の描き方解説を読みながらイラストを描いてみた結果

日記

こんにちは。ruskです。

イラストを描いてみたいけど上手くない……

描き始めたけど思った通りに描けない……

そんな方の参考になれば幸いです。

私自身、イラストに苦手意識を持っていました。

見ながら描くことはできるのに、見ずに描くと悲惨なことになってしまう……。

そんな人間だったんですね。

でも今回、自分は描けないと認めたうえで、上手い人の解説を読みながら描き進めてみたところ大きく絵柄が変わったので自分自身を例にお伝えしていきます!

上手い人の解説を見る前

当時の絵

ここで、私の当時の絵を見てみましょう。

…………まぁ、ひどいですね。

冨岡さん、すみません……。

それが今回、イラストの描き方の解説を読みながら描いたらこうなりました!

だいぶ印象変わったと思いませんか?

特に目の感じとか、肌の立体感とかは大きく変わったかと思います!

見ながら描けばそれなりに描けますがイメージだけで描こうとするとからっきしでした。

見ながら描けばそれなりに仕上がる分、想像だけで描いたときとの落差がありすぎて挫折してしまうんですよね。

いわゆる、ダニング=クルーガー曲線というものです。

初心者であればあるほど自信があり、それを超えると現実に打ちのめされて自信がなくなり、そこから中級者、上級者になるにつれて本当の自信が身についてくる。

これがダニングクルーガー曲線です。

こういった経験、したことありませんか?

部活に入る前、華々しく活躍できる自分を想像していたけど、いざ練習してみると活躍できずに挫折してしまった。

新入社員のとき、根拠もなく「自分には仕事ができる」ような感覚を持っていたけれど、いざ始めてみると無力な自分がそこにいた。

これがダニングクルーガー曲線でいう、絶望の谷にいる状態です。

無知なときには根拠のない自信で満ち溢れていたけど、知識や経験が身に付いたことで自身の無力さに気づかされた。

そんな感じでしょうか。

私自身も、イラストに関してはこの状態でした。

自分自身の無力さに気づいたことというのはショックかもしれませんが、逆に言うと知識や経験が身に付いた状態なのです。

何が良くなかったのか

下手なイラストを目の前に、何が良くなかったのかを考えてみましょう。

解説を調べたり読んだりせず自分の力だけで上手く描こうとしたこと

まずは、かたくなに調べなかったり、解説を読まなかったりしたことでしょう。

現代は情報があふれかえっています。

スマートフォンやPCさえあれば、指一本で答えが出てくる、そんな時代です。

なのに、無理にでも自分の力だけで解決しようとしたことが上手く描けなかった一つの原因です。

みなさんもこんな経験はありませんでしたか?

・勉強でわからないことがあったけど、解き方のヒントを見ようとせずに苦しみながら解いたこと

・部活で試合に勝てなかったあとに、なんで勝てなかったのかを調べずにがむしゃらに練習したこと

そんなとき、辛くありませんでしたか?

上手くできない、考えてもわからない。

そんなときに自分の力だけで解決しようとしても解決できるはずがありません。

できないことをまず調べてみる必要があります。

今回描いた絵では、目の描き方、髪の描き方、肌の色塗り、髪の色塗りなど、描くたびに上手くいかないことがたくさんあり、そのたびに調べていきました。

目が上手く描けなくて目の描き方調べて、それが上手くいったら髪を描き始めたけど髪も上手く描けなかったのでまた調べて……、という感じでした。

完璧を求めすぎていたこと(自分の絵に自信がなかったこと)

私は自分の納得できる作品にするまではとことん描く人間です。

こう聞くと聞こえがいいかもしれませんが、言い方を変えると妥協ができないということになります。

絵でもスポーツでもそうだと思いますが、基本的には一回目より二回目が、二回目よりも三回目の方がよい結果になりやすくありませんか?

そう、回数を重ねていくことでより良い作品が出来上がるわけです。

つまり、最初から完璧な絵なんてかけるはずがないんですね。

最初は落書きのような絵かもしれません。

その絵に自信が持てずに挫折してしまう人が世の中多いように思います。

最初は上手に描けなくて当たり前。

はなから完璧を求めてしまうと後々辛くなり、「やっぱり私は下手だ」「才能がない」とネガティブな方向に走ってしまいがちです。

まずは上手に描くことよりも、現状の絵に満足して、さらに描く回数を重ねることが上達への近道だと感じました。

上手い人の解説を読んだ後

よかったこと(何がどうかわったのか)

よかったことをまとめると以下の〇点になります

・すぐに調べるようにしたことで悩む時間が減ったこと

・一人で考えて描いていたときよりも上手いイラストになっていること

・描いた後に満足感が生まれたこと

それぞれ、詳しく説明していきます。

すぐに調べるようにしたことで悩む時間が減ったこと

「上手く目が描けない」「なんか絵に違和感がある」など、描いていてつまづきを感じること、みなさんもあるかと思います。

そんなときはすぐに、「イラスト 目 描き方」などとグーグルで検索しました。

そこで出てきた解説を読み、そのまま実践してみましょう。

すると、描き直しているうちに違和感が無くなっていきます。

また、自分が思っていた以上に上手に描くためのコツがあることに気づくかと思います。

私は今まで調べて答えを見ることが非常に嫌いでした。

「苦労して悩んで得られた答えにこそ価値がある」

そう考えていたからですね。

モチベが高いうちはそれでも構わないかもしれませんが、低くなってくると悩んでいることがとても苦になってしまい、いずれはイラストが嫌いになってしまいます。

人間、感情の生き物だと私は思うので、しんどいことは続けられないのだと思います。

もちろん、我慢して得られた答えに価値があることも分かってはいますが、我慢した末にイラストや絵が嫌いになってしまっては本末転倒です。

今回、すぐに調べるようにしたことで違和感の正体がわからずに悶々とし続ける時間が1/10以下になりました。

サクサクと作業が進むようになり、イラストを描くことの楽しさを感じつつも上手に描ける快適さも感じるようになったわけですね。

昔の考え方なら「我慢してなんぼ」「苦労して得られたものこそ価値がある」、そうなりがちですが、令和になった今、「楽しく上手くなる方法」を考えてみてもいいかもしれません。

みなさんも絵が上手く描けないと悩んだときは、素直に調べて描いてみることがオススメです。

そうすれば、思っているよりも「速く、楽に、楽しく」イラストが描けるようになりますよ!

一人で描いていたときよりも上手いイラストになっていること

すぐに調べるようにしてよかったことの二つ目は、「一人で描いていたときよりも上手いイラストになっていること」です。

※一枚目と二枚目の画像

画像を見てもらうと一目瞭然かと思いますが、各段に上手くなっていることがわかるかと思います。

HPで解説している人たちは、自分が上手く描くために心がけていることを言語化してくれています。

みなさんは自分の考えを話したり、思いを共有したいのに上手く話せない……

そんな悩みを抱えたことはないでしょうか?

そういうときは、考え方や思いが明確化されていないことが多いです。

絵も、「なんとなく上手く描ける」で、描いている人はほとんどいません。

自分の技術をきちんと説明できるからこそ、上手に描けるのです。

上手に描ける人が苦労して得たテクニックが言語化され、それを読むと、苦労を飛ばしてテクニックを得ることができます。

結果、一人で描いていたときよりも上手に描けるというわけです。

先人の知恵はインターネットにたくさん落ちているので、それを活用していきましょう。

そうすれば、手早く上達できるようになりますよ!

描いた後に満足感が生まれたこと

これまで、上手い人の助言を参考にして描いてみました。

描きながらすらすら描けること、また、上達していることを実感しました。

すると、描き上げた際にはちょっとした満足感が生まれていました。

もちろん、ネットで見る上手い人には大きく引けをとるかもしれません。

それでも、一人で悩んでいたときよりも上手く描けている理由を説明できるようになっているはずです。

「目の描き方は肌の表面に沿って描く」「肌のグラデーションのつけ方は頭が球体であることを意識する」など、テクニックを言葉で言えるようになっていればもう上達しています。

自分ができたことを実感しているのでおのずと満足感が生まれるというわけですね。

あとはこれを積み重ねていけば、いつの間にか良いイラストが描けるようになっているかと思います。

プロ野球選手のイチローはこんなことを言っていました。

「僕は小さなことでも達成感を感じてきた。達成感を感じることってとても大事なこと。それを感じるから次も頑張ることができる」

どんなに小さなことでも「できた」という感覚を積み重ねていくこと。

もしかしたら、その一歩は人よりも小さいものかもしれません。

それでも、その一歩の積み重ねが大きな成長になるのです。

小さな満足をたくさん感じて上手くなっていきましょう!

まとめ:わからないことをめんどくさがらずに調べてみよう

今回の記事で伝えたいことは、

上手く描けないなと思ったらめんどくさがらずに調べてみよう

ということです。

描いている途中でグーグルを開いて、「目 描き方」と入力して調べるのと、違和感やうまく出来ないことを感じながら悶々と描くのは前者のほうが圧倒的に早く先に進めますし、絵を描くことが苦痛になりにくいです。

描き終えたあとも、そこで自分が身に付けた知識を言語化できるようになっていると思います。

そうなれば、テクニックを自分のものにしたも同然。

上手く描けない理由を調べながら一枚を描き上げれば、きっと満足感を感じることができる一枚絵ができているはずです。

みなさんも一緒にイラストを楽しんでいきましょう!

当ブログを最後で読んでくださりありがとうございました!

この記事が皆さんのためになれば幸いです。

また、私はインスタもやっているのでよかったらそちらも覗いてみてください!

すると私が喜びます笑

それではノシ

rusk

東京育ち高知在住の30代
アートやモノづくりが好きで、それが功を奏して副業となる。
現在はオリジナルTシャツ販売に力を入れていて、副業が本業となるように日々頑張っている。

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