オリジナルTシャツの作り方
準備するもの
・Tシャツ本体(綿100%)
・Tシャツ用インク
・シルクスクリーン
・原画
・クリアファイル
・カッティングシート(黒)
・ブラックライト
・段ボール
・スキージー
・アイロン
作業場所
・暗室(空き部屋でOK)
・キッチンorお風呂(流しでも可)
製版の準備(シルクスクリーン印刷の前段階)
カッティングシートを切り抜こう!
原画をコピーし、カッティングシートを切り抜きましょう。
切り抜くときにズレるのでセロテープなどで固定しておきます。
カッティングシートをクリアファイルに貼り付けよう!
まずはクリアファイルを必要なサイズに切り取ります
切り抜いたカッティングシートをしわにならないようにクリアファイルに貼り付けます!
その際、クリアファイルを原画に重ねることで貼り付ける位置がわかりやすくなります。
カッティングシートは貼りなおしやすいので失敗したら貼りなおしましょう。
上の写真のようになればOKです!
感光用スクリーンで製版しよう
感光するための準備
ブラックライトを置くための箱を作りましょう。
段ボールを上の写真のように切り抜き、そこにブラックライトを置きます。
感光開始
ここからは全て暗室での作業になります。
台の上にスクリーンを置き、その上にクリアファイルを置きます。必ずクリアファイルが上です!
先ほどの段ボールとブラックライトを置き、10~15分ほど点灯させましょう。
感光後
10~15分ほど経ったら、ブラックライトを消し、段ボールを外します。
クリアファイルも外し、スクリーンを水で洗います。
このとき、スクリーンを光に当ててしまうと、光に含まれる紫外線で不必要な部分までスクリーンが固まってしまいます。
暗室で行うようにしましょう。夜にやるのがオススメですね。
ちなみに、LEDの多くは紫外線が非常に少ないです。
LEDのヘッドライトを使い、紫外線を出さないようにして作業するといいでしょう。
スクリーンをしわにならないように洗い、目が抜けたのを確認できたら干しましょう。
シルクスクリーンでプリントしよう
プリント開始!
スクリーンに絵具をのせ、スキージーで伸ばします。
インクを伸ばしたらスクリーンを外しましょう。
勢いよくめくるよりもゆっくりめくったほうがよいかもしれません。
プリント後
スクリーンは斜めに剥がした方がゆっくりと剥がせます。
使用後のスクリーンはすぐに洗うことで再度使用することができます。
Tシャツの方は表面が乾燥するまで干しておきましょう。
熱処理
インクが乾燥したら、中温のアイロンで二分ほど熱処理をします。
加熱することで耐水性が上がるのでやっておきましょう。
アイロンでの熱処理が終わったら完成です!
まとめ:オリジナルTシャツの作り方
シルクスクリーンを使うと、自分の好きなデザインでTシャツを仕上げることができます。
版を使うことで、何枚でも複製しやすくなるのが大きなメリットです。
作業工程はざっくりと、
・製版準備
・製版
・プリント
に分かれます。
絵柄だけでなく、文字も入れることで本格的なTシャツに変わります。
今回はクリアファイルを使いましたが、シルクスクリーンならパソコンで入力した文字もそのまま使うことができます。
パソコンとプリンタを併用することで出来ることの幅もぐっと増えるのでTシャツ作りを本格的にやってみたい方には、シルクスクリーンはオススメの手法です。
ぜひ、自分の好きなデザインでTシャツを作ってみてください。
それを着て出かけると人からTシャツのデザインを褒められることもあり、その都度「これ、自分で作ったんですよ!」と自慢できるのはオリジナルTシャツの一つの醍醐味かと思います。
また、上手くいかないこともあるかと思います。
そのときはなぜ上手くいかなかったのかをバネにして二枚目、三枚目と作ってみましょう。
きっと一枚目よりも良いTシャツが出来上がっているはずです。
それでは、オリジナルTシャツ作りを楽しんでくださいノシ
当ブログを最後で読んでくださりありがとうございました!
この記事が皆さんのためになれば幸いです。
また、私はインスタもやっているのでよかったらそちらも覗いてみてください!
すると私が喜びます笑
それではノシ
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