Vポイントや楽天ポイントなど、日々貯まりゆくポイントを見ていると、どんどんと貯めたくなってしまうものですが、どちらかというと、すぐに使ってしまうほうがいいです。
なぜすぐ使った方がいいのか、解説していきます!
ポイントをすぐに使うのをオススメする理由
ポイントを貯めようとすると出費がかさみやすい
ネットで買い物をするとき、ついついポイント還元率に目が行きがちになります。
欲しいものを見比べ、二つに絞ったときに、
・商品Aは、980円で15ポイント還元
・商品Bは、900円で10ポイント還元
この二つで迷ったとしましょう。
ゲーム感覚でポイントを貯めていると商品Aを選びたくなります。
でも、ポイント還元を含めてみると、
・商品Aは965円
・商品Bは890円
に、なります。計算上安いのは商品Bです。
ポイントを貯めていると、「ま、90円ぐらいいっか!」と、少々高くてもポイントを貯めたいがために高い商品を買いがちになります。
お得な買い物をしたいのであれば、ポイントのことはいったん忘れて値段だけで比較しましょう!
ポイントは失効期限がある
今まで失効した各ポイントは年間と約1400億ポイントほどなくなっていると言われています。
使わずにそのまま放置しているとなくなってしまう可能性があるので早めに使うようにしましょう。
ポイントは会社が潰れたら無くなる
ポイントは運営会社が潰れたら無くなってしまいます。
対して、銀行はつぶれてもペイオフがあるので、1000万円までは保証されています。
銀行が潰れるのか、ポイント運営会社が潰れるのか、どちらの確立が高いかはわかりませんが、
お金で持っている方が資産を保証されています。
お金とポイントであれば、ポイントのほうが価値が軽い、とも言えるのでお金を使うよりも先にポイントを使うほうがいいでしょう。
ポイントでは利息が付かない
最近、楽天はポイントで利息が付くようになりました。
ただ、多くのポイントはそのままでは利息がつきません。
細かい話になりますが、利息が付かないのはポイントのデメリットです。
年利0.1%だと、1000万円預けたら年間1万円の利息が付きます。
東京スター銀行などの年利0.25%なら、2.5万円(税引き後約2万円)。
銀行に現金で預けていればノーリスクでもらえるお金なので、ポイントを保有するぐらいなら現金で持っていた方がいいでしょう。
ポイントを上手に使う方法
常に支払いで利用する設定にする
paypayなどは常にポイントを使う設定があるので、その設定をしてしまえばあとは楽になります。
保有しているポイントをすべて使い、残りの額を支払う、というスタイルにすると無駄なくポイントを使うことができます。
また、yahoo!ショッピングには、付与されるポイントを使って値引きすることもできます。
常にポイントを使えれば知らず知らずのうちにモノが安く買えるのでオススメです!
常にポイントを使うようにした場合、ポイントだけで商品を買うという「お得感」は無くなりますね。
ポイントを貯めて「お得感」を味わうのか、失効するリスクなどを減らして「お得」を取るのかは人の好みが分かれそうです。
キャッシュバックに充当する
三井住友のVポイントなどは、クレジットカード利用額をポイントで支払うことができるようになります。
こちらの場合も、ポイントで足りなかった分は普通に支払うことになりますが、失効期限を気にせずに使うことができるので損はしない方法です。
ポイントをお金に換金する
あまりオススメではありませんが、ポイントをお金に換金する方法もあります。
オススメできない理由はポイントを換金すると価値が下がりやすいからです。
1ポイント=1円だったのが0.9円になってしまうというような感じです。
ポイントの有効活用はした方がいいので、換金する際は価値が下がらないようにしましょう。
固定費の支払いに充てる
楽天は楽天モバイルに契約していればスマホ代をポイントで払うことができます。
確実に毎月発生する出費でポイントを使っていれば、期間限定ポイントの失効リスクが大幅に少なくなるでしょう。
貯まりやすく使いやすいポイント
楽天ポイント
楽天ポイントはとても貯まりやすく、使いやすいポイントです。電気やインターネット、スマホの通信費など、楽天で統一することでたくさんのポイントを獲得することができます。貯まったポイントで理美容室に行ったり、旅行もできるので、使い道もいっぱいあります。
Vポイント
Tポイントと合併し、一つになったVポイント。
楽天ポイントほどの貯まりやすさはありませんが、全国のカバー率では随一です。
この二つを押さえておけば大枠のポイントは抑えられるでしょう。
まとめ:ポイントはすぐに使うのがオススメ!
ポイントはお金と同じ使い方をできる点は資産とそう変わりはありませんが、お金よりも価値が減りやすいものです。
また、一定期間使わないと失効になるものもあり、早めに使うことを心がけましょう。
年間で億単位のポイントが失効していると考えると、失効のもったいなさを実感できますね。
ポイントを貯めて一気に使うお得感こそなくなるかもしれませんが、どうせ使うのならば、失効しにくい方法を選びましょう。
それではノシ
コメント