コロナが流行してから、アウトドアの需要は急上昇しました。
火を起こす際、薪を買ってそれを燃やしていくのもよいですが、いちいち買わずとも、その辺の枝とマッチがあれば火をおこすことができます!
そこで、その辺の枝から火をおこす方法を解説します!
落ちている枝から火をおこすには
マッチやライターがあれば、落ちている枝から火を起こすことができます。
以下の方法を実践してみましょう!
1.できるだけ乾いている枝葉を集める
2.太さごとに枝をより分ける
3.細い枝を下に置き、太い枝になるほど上に置くようにする
4.細い枝に火をつけつつも、ほかの枝にも火があたるようにする
順番に見ていきましょう!
できるだけ乾いている枝葉を集める
できるだけ乾いている枝葉を集めましょう。
落ちている枝がおすすめで、枝を折ったときにパキッと乾いた音がするとなお良いです。
表面は乾いているように思えても、芯の部分は湿っているということはよくあります。木はなんでも燃えるというわけではなく、中の水分が抜けたものでないと燃えにくいのです。
生木(生えている木)の枝で火おこしをするのはナンセンス。折った木も痛みを感じるというし、なかなか火がつきません。
落ちている枝がおすすめなのは、よく乾燥しているためなんですね。いっぱい枝葉がついているものをまとめて拾えれば、その後の作業が楽になります。
太さごとに枝により分ける
乾いた枝を拾えたら、太さごとにより分けましょう。
・つまようじほどの極細の枝
・割りばしほどの細さの枝
・親指ほどの太さの枝
と、いった感じですね。
細さごとに枝の長さも揃えられたらなおいいですね。
細さごとに分けるのは、このあと極細の枝→細い枝→太めの枝……、と言ったように燃やしていくからです。
細い枝を下に置き、太い枝になるほど上に置くようにする
マッチやライターの火を燃え移らせるときに、燃えやすいものから燃やしましょう!
その時に、いきなり親指ぐらいの太さの枝から火を燃え移らせるのはできないのです!(非常によく乾いていれば燃えないこともないのですが)
まずは極細の枝を下に(枯葉や新聞紙があればそちらを一番下に)、その上に細めの枝→親指ぐらいの太めの枝の順番に置きます。
火は上に上がっていくので、燃えやすいものを下に置くことで上の枝にも火が移りやすいようにするんですね。
大きな火はちょっとやそっとの水では消えませんが、小さな火は少しの湿り気や風で消えてしまいます。小さな枝から大きな枝へ、火を徐々に徐々に大きく育てましょう
細い枝に火を点けつつも、ほかの枝にも火があたるようにする
売られていたり、用意されていた薪でない限り、太い枝に火をつけるのは難しいので、細い枝に火がついたらその上に中くらいの太さの枝や太めの枝をのせ、のぼってきた火にかざしましょう。
早い段階から枝を熱してしまえば、その分火が回るのが早くなります。若干湿っていても水分を蒸発させてしまえるので、小さめの火のときから熱を有効活用します。
まとめ
薪を買わずにその辺の枝で火をおこすには
・できるだけ乾いている枝葉をあつめること
・太さごとに枝をより分けること
・細い枝を下に置き、太い枝になるほど上に置くようにすること
・細い枝に火をつけつつも、ほかの枝にも火があたるようにすること
これらを意識しましょう!
薪を買わずにできるようになれば、
・薪を買うお金や手間が省ける
・荷物が減る
・かっこいい!
と、メリットがたくさんあります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、落ちている枝葉からできるようになれば火が消えそうになってもあわてないメンタルが身に付き、キャンプがより楽しいものになるでしょう。
みなさんもぜひやってみてくださいね!
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